UU混合器の取付け工事
アパートの地デジ対応工事その4
地デジ対応工事の続きです。
異なる方向の地上デジタル受信用UHFアンテナを2本取り付けましたので、まず混合する必要があります。
そこで、準備したのがDXアンテナのUU混合器、UUM-210と大阪地域専用のUU混合器UUM-208Jです。
価格は2200円に対して大阪地域専用混合器は8140円と4倍近い価格差です。
UUM-208Jは13chから24chと26ch以上を通過させる2つの入力端子があり、もう一つのアンテナからのノイズをカットするフィルターが内蔵されています。
どちらも6dBの損失がありますので、受信レベル低下が心配されます。
下記が通常のUU混合器UUM-210と特定地域用のUU混合器UUM-208Jです
UUM-208Jの方は入力端子がF型コネクターになっており少し小型です。
UUM-210での混合
まず、通常のUU混合器UUM-210を接続してみました。
まずサンテレビ26chの受信レベルは大幅に低下です。
BERも6E-2と基準値以下で受信できないレベルに低下してしまいました。
低下したのはサンテレビ26chだけではありませんでした。
朝日放送15chも基準値よりBERが低下しています。
UUM-208Jでの混合
次に、特定地域用(大阪地区専用)のUU混合器UUM-208Jを接続してみました。
混合器を特定地域用に変更すると、朝日放送15chのBERはかろうじて基準値以内に収まりました。
サンテレビ26chも大きく改善できましたが、BER基準値からは外れてしまいました。
特定地域用混合器の効果
以上のように、元々電波状況が悪い地域では特定地域用混合器の効果がハッキリ解りました。
今回使用した測定器LCN2Aはメーカーに確認したところ、受信レベル50dB以下の場合は、BER測定値の精度が落ちてしまうそうなので、混合器の後にブースターを取り付けて受信レベルやBERがどのように変化するか次回調査したいと思います。
その前に、共用部にブースター用電源増設をしないといけません。
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投稿日時: 2008年05月17日 09:40 [ EDIT ]