アパートの地デジ対応工事その3
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ローチャンネルUHFアンテナの取り付け
DXアンテナのUSL-25DA
前回の工事では、DXアンテナのUSA-25Dを使って受信テストを行いましたが、摩耶山方向から受信するサンテレビのBERが基準の2×10E4を切っていました。
USA-25Dは20素子のアンテナですので、これ以上利得を上げるには、25素子を超える大きなアンテナが必要となってしまいます。
このアンテナで受信するチャンネルはサンテレビの26chだけですので、ローチャンネル用のアンテナを使用して利得をかせぐ事にしました。
下記がUSL25DAとUSA25Aの特性です。動作利得はUSA-25Dで「8.0〜12.8」USL-25DAで「9.7〜11.9」です。
この特性表だけでは、利得がかせげているのか解りません。DXさんには特性がわかるグラフもカタログに入れてほしいものです。
マスプロでの利得比較
そこで、マスプロのUHFアンテナU144GとU144TMHで比較してみます。
カタログ記載の動作利得はU144Gで「6.7〜12.0」U144TMHで「9〜12」でこれだけではDX同様解りません。
そこで、動作利得表での比較です。
グラフから読んだ26chでの動作利得はU144Gで「8dB弱」U144TMHで「11dB」で約3dBも利得が異なります。
DXアンテナでも同程度の改善が期待できるであろうと思い、USL25DAにて受信を行いました。
間違いがありましたら指摘歓迎します
USL25DAとUSA25A
早速、DXアンテナUSL25DAが入荷してきましたので、USA25Dとの違いを調べてみました。
標準価格はUSA-25Dが6500円に対してUSL25DAは7150円と少し高くなります。
以下は、単に目視による違いです。正確な相違点につきましてはアンテナメーカーに直接お問合せ下さい。
アンテナの導波器の長さが異なります。ローチャンネル用のUSL25DAの方が導波器が長いです。
また、給電部のフタを開けて調べてみましたが、違いは解りませんでした
最後にアンテナ後部の反射器部分を比較してみましたが、違いは見つかりませんでした。
USL25DA取り付け
USL25DAを前回最も受信レベルやBERが良かったポイントに取り付けてみました。
LCN2Aでの測定値は、右の通り
BERが何とか基準値以内に収まりました。前回USA-25Dの測定データーよりも改善することが出来ました。