集合住宅の地デジ対応

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ある、賃貸住宅を管理している会社より、

入居者から地上デジタル対応テレビを購入したが、一部のチャンネルが映らないので見てほしいと依頼を受けました。

あまり、大きな物件の工事は行っていないのですが、入居者30戸以下との事なので、確認に行ってきました。

現場に到着し、まずはアンテナの位置やブースター分配器などを確認しどのような構成、配線になっているか調べます。

本当は弱電設備の図面があればベストなのですが、この建物では見つからなかったそうです。

アンテナは立派なものがすでに立っていますので、まずブースター部分で入力チェックしてみました。

ここは、問題ないだろうと予想していたのですが、予想に反してブースター部分ですでに入力レベルがNGになっています。

再度、アンテナ側に周り、付近を見回すとUU混合器が見つかりました。

おそらく、混合器の不対応に間違いないでしょうと説明し、後日混合器交換

無事に、地デジがすべて映るようになりました

。

その後、ブースター出力と、3軒ほどの空室で受信状況をチェックしましたが、充分な受信レベルが確保できていたので、その他の部屋でも問題なく受信できると思います。また、アナログUHFもキレイに受信できていました。

このような、共同住宅のアンテナ工事で困るのが、工事後映りが悪くなったと言うクレームです。

全室、事前にチェックして工事を行うことが出来ないので、本当に悪くなったのか判断できないのが問題です。特に、UHFアナログの映りが心配なところです。

この辺りの不安が無ければ集合住宅は単価が高くうれしい仕事なのですが・・・