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このページは社団法人 デジタル放送推進協会と総務省地上デジタル放送に関する公開情報をベースに地域の電気屋として一般の方にも解って頂けるようまとめ直したものです。正確な情報、最新の情報につきましては下記のサイトをご覧下さい。
また、地上デジタルへの切り替えが完了した現段階では、表現がおかしい点などもありますが、参考としてご覧下さい。
地上デジタル対応機器を購入しなければならない
地上デジタル対応薄型テレビ
地上デジタル放送に対応した大画面の薄型テレビを購入すると、ゴーストの無いハイビジョンでクリアな画像でテレビ放送を見ることが出来ます。キレイなテレビ画面で楽しむためには、地上アナログが終了する2011年までに地上デジタルに対応したテレビや外付けのチューナーを買わなければいけません。
テレビを見ている全ての方に、新しいテレビ受信機の購入を強要することになり、下記のような問題が発生します。
- 地上デジタル対応テレビや対応チューナーを購入できない弱者対策をどうするのか
- テレビの買い替えが多量に発生すると、同時に多量の使えなくなったアナログテレビの廃棄処分が発生する。
総務省では対策として地上デジタルが受信できる簡易型チューナーを5000円程度で供給できるようメーカーに要望しています。(2010/11追記5000円以下は実現できているようです)
単機能チューナーは下記マスプロDT610のように単純なタイプになると思われます。(2007年現在の販売価格は19800円)
- 地上デジタルだけでBS・CSには非対応
- ビデオ端子、アンテナ端子、ACアダプターだけの簡単接続
低価格で対応するチューナーを供給する事で、購入できない方を出来るだけ減らす事が出来ます。また、従来のアナログテレビに接続して引き続き使う事で大量に発生するリサイクルの平準化を計ります。
受信機の設置接続と調整費用
地上デジタルが受信できるチューナーが低価格で供給されても、自分で接続調整が出来ない方は設置接続と調整を業者などに依頼する必要があります。これに伴う費用負担も発生します。
また、すでに地上デジタル対応のテレビを購入しているにも関わらず、受信設備の未対応などで地上アナログ放送を見ている方も相当数居られるようです。 自分で再調整できない場合は上記と同様に業者依頼に伴う費用負担が発生します。
ケーブルテレビならアナログテレビが使える
(2010/11追記)
ケーブルテレビ各社はアナログ放送を終了後2015年頃までデジタル放送をアナログに変換して供給することが決定しました。
ケーブルテレビ経由でテレビを視聴されている所は2011年7月以降も従来のアナログテレビで視聴できる事となりました。
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