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このページは社団法人 デジタル放送推進協会と総務省地上デジタル放送に関する公開情報をベースに地域の電気屋として一般の方にも解って頂けるようまとめ直したものです。正確な情報、最新の情報につきましては下記のサイトをご覧下さい。
また、地上デジタルへの切り替えが完了した現段階では、表現がおかしい点などもありますが、参考としてご覧下さい。
テレビ放送の種類と移行内容
テレビ放送の移行日程
テレビ放送の移行日程は下記のとおり予定されています。。2011年7月24日に地上アナログ放送が終了しますが、それ以外の放送についても移行するものがあります。
地上アナログ放送から地上デジタル放送へ
地上放送ではNHK、NHK教育テレビと日本テレビ、テレビ朝日、関西テレビなどの民放を放送しています。
地上波のアナログ放送が2011年7月24日で放送を終了します。それ以降は地上デジタル放送のチューナーが内蔵されたテレビや地上デジタルのチューナーを従来のテレビに接続しないと放送が見れなくなります。
地上デジタル放送は2006年12月から全ての都道府県の基地局での放送を開始しました。今後は徐々に中継局が整備され受信エリアが広がる予定です。
BSアナログ放送からBSデジタル放送へ
BS放送ではNHKハイビジョン、BS1、BS2、WOWOWを放送しています。
上記の内、NHKハイビジョンは2007年11月にて放送を終了、その他のBSアナログ放送も2011年7月24日で放送を終了します。それ以降はBSデジタル放送のチューナーが内蔵されたテレビやBSデジタルのチューナーを従来のテレビに接続しないと放送が見れなくなります。
BSデジタル放送は2000年12月から開始され、従来のNHKハイビジョン、BS1、BS2、WOWOWに加えて、BS-i(TBS系列)、BS朝日(朝日系列)BS日テレ(日本テレビ系列)、BSフジ(フジテレビ系列)、BSジャパン(テレビ東京系列)、WOWOW、スターチャンネルなどの民放や有料放送も放送されています。さらに2007年12月からは日本BS放送、ワールド・ハイビジョン・チャンネルなど新しいチャンネルも増えていす。
モバイル向けワンセグの開始
2006年4月より携帯電話やカーナビなどのモバイル向けにワンセグが放送を開始しております。放送内容はNHK、NHK教育テレビと日本テレビ、テレビ朝日、関西テレビなどの民放が放送されています。
少し、専門的な説明になりますが、地上デジタル放送の電波は下記のように13のセグメント(ブロック)に分けて送信しています。
12のセグメントを使ってハイビジョン放送や、4つのセグメント複数使い、1つのチャンネルで複数の放送を送信する事が出来ます。13のうち残り一つのセグメントを使っての放送がワンセグです。デジタル放送なので、妨害に強くゴーストの無い画面で楽しめますが、データー量が少ないので大画面では画質の低下が見られます。
110度CS放送(E2スカパー)開始
2002年より110度CS放送(E2スカパー)の放送が行われています。放送内容はスポーツ、映画、音楽などの専門チャンネルなどで、沢山のチャンネル数があります。
従来のスカパーとの違いは、BSアンテナで受信でき、室内への伝送もBSと同様に地上波放送と混合し、1本のケーブルで送れるので今後の主流になると思われます。
スカパー
専用アンテナ、専用チューナーで受信するスカパーは従来通りで、今後も放送が続きます。
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