テレビを買い換える場合、今までのテレビより少しでも大きなサイズで見たいのは当然の事ですね。しかし、下記のように29インチのブラウン管テレビから32インチの液晶テレビの買い換えた場合、インチ数は大きくなるのですが、画面高さは29インチ約40.6cmに対して32V液晶約39.2cmと小さくなってしまいます。(寸法はメーカー、機種により異なります)
しかも、薄型テレビで奥行きが小さいので、従来よりも画面位置が遠くなってしまいます。テレビ番組もしばらくは地上アナログ放送を見る方も多いと思います。そうすると画面のサイドが切れて上下左右とも29型テレビよりも小さくなってしまいます。
そこで、画面が小さくならない選び方を下記にまとめてみました。21型の4:3テレビを使っている方なら26V型以上の液晶を、25型の4:3テレビを使っている方なら30V型以上の液晶を、29型の3:4テレビを使っている方なら37V型以上のプラズマ、又は液晶テレビをお選びください。
従来テレビを見るのに適切な距離は画面高さの5倍と言われていました。例えば29インチのブラウン管式テレビなら約2mの距離が必要となります。2m離れるとテレビのチラツキが気にならない距離となります。
しかし、高品位なハイビジョン対応テレビなら画面自体のチラツキが少ないので画面高さの3倍程度が適切な距離となります。
例えばパソコンのモニターの場合、画面から30cmから50cmしか離れていなくてもモニターのチラツキなどは気になりません。これはモニターが文字表示を行うため高精細な表示に対応しているためです。テレビでも同様に高精細になるほど近距離で見ることが出来るようになります。
例えば42V型のハイビジョンブラズマテレビの場合画面高さの3倍で約1.5m程度が適切な距離となります。この距離で映像を見ると左右の視野が30度、上下の視野が約18度となり、人間が最もよく使う視野と一致します。この距離でハイビジョン放送などを見ると実際その場に居るような臨場感ある映像を楽しむ事が出来ます。
現在4:3の21型テレビを1.5m離れて見ている場合、薄型テレビに買い換えると奥行きが小さいのでテレビ画面との距離は1.8m程度に遠ざかります。1.8m÷3=60cmなら臨場感ある映像を楽しむ事が出来ます。つまり、画面高さ約62cmの50インチタイプが最適な画像サイズとなります。
大きなテレビを置きたくても設置スペースが問題になる事がよくあります。特にワイドテレビになると横幅が従来よりも大きくなってしまいます。テレビのサイズをカタログでご覧の上最適なテレビをお選びください。
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当サイトはアナログからデジタルに移行時での設置方法を説明したのもです。
全て、デジタル放送に移行した為、更新を終了させて頂きます
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